IT調査機関として、絶大な支持を得ているガートナー主催のイベント「ガートナーシンポジウム / ITエキスポ」は、ITリーダーたちが集まりこれからのIT業界について展望します。
そこで発表された、2017年以降のITトレンド・戦略から、これからのITについて考えていきましょう。
「インテリジェント」であること
トレンドとして発表された「インテリジェントなアプリ」「インテリジェントなモノ」のように、人間の望んだことを即座に叶えてくれる【インテリジェント】が、これからのIT業界で重要なキーワードとなります。
例えば、既存のアプリケーションやサービスに「一定レベルのAI」を組み込むことによって、アプリ自身が考え、意志を持ってサポートするなどインテリジェントなサービスが叶います。
高度な機械学習とAI
人間の望みを巧みに汲み取る上で重要な役割を果たすのが「機械学習」そして「AI」です。
利用するごとに蓄積されていくデータが脳となって、能動的な理解や予測を助ける人工知能は、近年目覚しい発展を遂げています。
今後も技術の向上を重ねるのはもちろん、アプリなど身近なものに採用されていくでしょう。
デジタル・テクノロジ・プラットフォーム
情報システム、カスタマー・エクスペリエンス、アナリティクスとインテリジェンス、IoT、ビジネス・エコシステムという5つが、「デジタルビジネスを実現するための重要な存在」として挙げられています。
これらによって、デジタルビジネスの基本的な構成が実現されmますますの発展が期待されます。
その他、ITの未来に重要な存在
具体例に挙げた上記3点以外にも、さまざまな要素が絡み合うことで未来のビジネスモデルが予想されています。
例えば拡張現実(AR)は、ゲームにも利用され話題となりましたが、今後はARを利用した外出や買い物が主流になるかもしれません。
また「Siri」に代表される会話型インターフェースも、ますます直感的なシステムとして今後新たな分野で適応されると考えられています。
まとめ
これからの時代にスタンダードとなるシステムは、実は現在すでに私たちの周りにあるものかもしれませんね。
周囲を見渡し、これからの時代にますますニーズが高まりそうなものに目をつけておきましょう。